

(ほとり)に
(お)く 河水
くして且つ淪(なみだ)つ」と歌う。ものが沈むとき波紋を生ずるので、沈淪・淪没の意がある。〔書、微子〕に「今、殷は其れ淪喪せん」とは淪亡の意。
を〔説文〕十四下に「山
(さんぷ)、陷るなり」としており、土地の陥没をいうのは、淪の拡張義の用法である。
nは圓(円)hiu
nと畳韻。淪は波紋のまるく広がるをいう。また隕・
・殞hiu
nは上より落ちる意。水においては淪没・淪喪という。
▶・淪
▶・淪猗▶・淪佚▶・淪陰▶・淪翳▶・淪
▶・淪陥▶・淪棄▶・淪屈▶・淪傾▶・淪誤▶・淪忽▶・淪
▶・淪失▶・淪辱▶・淪逝▶・淪寂▶・淪喪▶・淪塞▶・淪替▶・淪躓▶・淪墜▶・淪
▶・淪匿▶・淪波▶・淪破▶・淪敗▶・淪飄▶・淪伏▶・淪敝▶・淪暮▶・淪放▶・淪没▶・淪歿▶・淪昧▶・淪滅▶・淪落▶・淪
▶・淪惑▶
淪・
淪・隠淪・
淪・下淪・混淪・渾淪・消淪・声淪・清淪・
淪・沈淪・漂淪・泯淪・幽淪・
淪出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...