深森村(読み)ふかもりむら

日本歴史地名大系 「深森村」の解説

深森村
ふかもりむら

[現在地名]上那賀町深森

古屋ふるや村の南、古屋谷ふるやだに川沿い山間に位置する。海部かいふ郡に属し、古屋村の枝村である。寛文四年(一六六四)郷村高辻帳、天保郷帳などに記載がなく、海部郡木頭きとう(現木頭村・上那賀町)の高に含まれるとみられる。文化一〇年(一八一三)の高都帳では古屋村のうちに深森村がみえ高一〇石余。「阿波志」や旧高旧領取調帳には記載がなく、古屋村に含まれると思われる。郡村誌によると税地は田七町二反余・畑二町七反余・宅地九反余・山林三八町一反余、戸数三六、うち社一、人数一八八、牛二五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android