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深浦正文 ふかうら せいぶん

美術人名辞典の解説

深浦正文

浄土真宗本願寺派の僧・仏教学者。奈良県生。はじめ中島慈光と称す。奈良法満寺の住職。唯識思想研究の権威。仏教研究・宗教教育のみならず、海外特命布教師としても活躍。著に『唯識学研究』『倶舎学概論』等。竜谷大学名誉教授。同派勧学。勧学寮頭。文学博士。昭和43年(1968)寂、79才。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

深浦正文 ふかうら-せいぶん

1889-1968 大正-昭和時代の僧,仏教学者。
明治22年2月23日生まれ。浄土真宗本願寺派。インド留学ののち,大正9年母校仏教大(現竜谷大)の教授。昭和15年西本願寺勧学となる。30年からアメリカ,カナダ,ハワイの開教区特命布教師をつとめた。昭和43年7月31日死去。79歳。奈良県出身。著作に「唯識学研究」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

深浦正文
ふかうらしょうぶん
(1889―1968)

明治~昭和期における真宗の僧で仏教学者。文学博士。奈良県に生まれる。龍谷(りゅうこく)大学研究科卒業後、インドに留学。のち龍谷大学教授として、仏教学とくに唯識(ゆいしき)学・倶舎(くしゃ)学を講ずる。退官後、同大学名誉教授。西本願寺勧学(かんがく)などを務め、アメリカ、カナダ、ハワイに布教巡講する。法相(ほっそう)唯識学を専門とするが、その研究領域は広い。また仏教の一般普及にも尽力した。主著は『唯識学研究』上下二巻であり、著書の総数は42の多きに及ぶ。[阿部慈園]
『深浦正文著『唯識学研究』上下(1954・永田文昌堂) ▽深浦正文著『仏伝文学物語』(1961・誠信書房)』

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