深甚(読み)しんじん

精選版 日本国語大辞典 「深甚」の意味・読み・例文・類語

しん‐じん【深甚】

〘名〙 (形動) (古くは「じんじん」) なみでないこと。奥深いこと。また、そのさま。甚深
サントスの御作業(1591)一「タレカ ソノ jinjin(ジンジン) ミミョウ ナル コトヲバ アラワス ベキ
※東京灰燼記(1923)〈大曲駒村〉灰燼余録「当地方の支那官民は深甚な同情日本に寄せ、金品寄贈を申出づるものが」
[補注]→「じんしん(甚深)」の補注

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デジタル大辞泉 「深甚」の意味・読み・例文・類語

しん‐じん【深甚】

[名・形動]《古くは「じんじん」とも》意味や気持ちなどが非常に深いこと。また、そのさま。甚深。「深甚な(の)謝意を表する」

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