混合記号法(読み)こんごうきごうほう(英語表記)mixed notation

図書館情報学用語辞典 第5版 「混合記号法」の解説

混合記号法

1種類記号のみを使用する純粋記号法に対して,複数の種類の記号を使用する分類記号法のこと.例えば,米国議会図書館分類表は,大文字のアルファベット記号とアラビア数字を組み合わせて使用する混合記号法を採用している.この記号法には,例えば文字は数字の前と後のどちらに排列するのかという,順序性が明確でないという欠点があるが,基数の数が多くなることにより,分類記号は比較的短く,新主題への許容性も大きくなるという利点がある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android