最新 地学事典 「混成迸入型花崗岩」の解説
こんせいへいにゅうがたかこうがん
混成迸入型花崗岩
migmatitic-intrusive type granite
周囲の岩石に対して,一部では迸入性の産状を示し,他の部分では漸移性の産状を示す花崗岩。堆積岩・変成岩が部分溶融を起こし,花崗岩マグマが形成されても花崗岩の部分が完全に分離されない場合,他の場所で形成された花崗岩マグマが堆積岩・変成岩に注入した場合などに形成される。H.H.Read(1949)の花崗岩系の準原地性花崗岩に対応。この花崗岩の斜長石は,C双晶が多くなり,混成型花崗岩と火成迸入型の中間的特徴を示す。牛来正夫(1955)命名。
執筆者:加々美 寛雄・青木 斌
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

