精選版 日本国語大辞典 「添・傍」の意味・読み・例文・類語
そい そひ【添・傍】
〘名〙 (動詞「そう(添)」の連用形の名詞化) 主なものにそうこと。また、そうようにしてあるものの意。
※宇治拾遺(1221頃)二「大嶽の戌亥の方のそひに、おほきなる巖あり」
② 人や物のかたわら。そば。わき。
③ 人につき従うこと。また、つきそう人。
※御湯殿上日記‐文明一二年(1480)六月八日「二の宮火し、そのほかところところゑ御まいり、上らふ御そいにめす」
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