オーストリアのグルーバーFranz Xaver Gruber(1787―1863)が1818年、モールJosef Mohr(生没年など不詳)の詩に基づいて作曲した賛美歌。キリスト降誕の夜の情景(『新約聖書』「ルカによる福音書」第2章)を歌ったもので、民謡風の単純な旋律と6/8拍子の牧歌的なリズムの親しみやすさによって全世界に広まり、英語のタイトル“Silent Night, Holy Night”によって現在もっとも広く愛唱されているクリスマス・ソングである。なお、作曲者グルーバーは田舎(いなか)町オベンドルフの教会音楽家で、この作品以外にはまったく無名の存在であった。
[三宅幸夫]
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新