清水千代太(読み)シミズ チヨタ

20世紀日本人名事典 「清水千代太」の解説

清水 千代太
シミズ チヨタ

昭和・平成期の映画評論家



生年
明治33(1900)年9月25日

没年
平成3(1991)年12月31日

出生地
長崎市

学歴〔年〕
東京外国語学校仏文科〔大正14年〕卒

経歴
大正13年「キネマ旬報」の編集同人となり映画批評を始める。戦時中は日本映画協会に勤務。昭和15年「映画旬報」(キネマ旬報を改名)編集長就任。戦後セントラル・モーション・ピクチャー・エクスチェンジを経て、25年10月「キネマ旬報」を復刊、編集長として敏腕を奮った。30年退社。ニッポンシネマを経て、36年日本アートシアターギルド(ATG)顧問以後、映画評論家として活躍。その厳しい批評眼は伝説として映画界で語り草となっている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水千代太」の解説

清水千代太 しみず-ちよた

1900-1991 昭和-平成時代の映画評論家。
明治33年9月25日生まれ。「キネマ旬報」同人となり映画批評にとりくむ。戦後アメリカ映画の配給会社につとめ,昭和25年「キネマ旬報」に復帰し,30年まで編集長。のち日本アートシアターギルド(ATG)顧問。平成3年12月31日死去。91歳。長崎県出身。東京外国語学校(現東京外大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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