清水慎三(読み)シミズ シンゾウ

20世紀日本人名事典 「清水慎三」の解説

清水 慎三
シミズ シンゾウ

昭和期の評論家 元・日本鉄鋼産業労働組合連合会書記長。



生年
大正2(1913)年10月1日

没年
平成8(1996)年10月18日

出生地
岡山県岡山市

学歴〔年〕
東京帝国大学経済学科〔昭和11年〕卒

経歴
昭和11年日本製鉄入社、15年企画院嘱託ののち、日本製鉄に戻り、22年片山内閣の経済安定本部入り。23年総同盟調査部長。26年日本鉄鋼産業労働組合連合会(鉄鋼労連)初代書記長、のち副委員長。労働者同志会のメンバーとなり、左派社会党中央執行委員。29、30年の左社綱領制定の時、向坂逸郎起草の草案反対、清水私案を発表。34年総評長期政策委員会事務局長。42年から信州大学教授、日本福祉大学教授を歴任した。著書に「日本の社会民主主義」「戦後革新勢力」「戦後革新の半日陰」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水慎三」の解説

清水慎三 しみず-しんぞう

1913-1996 昭和時代後期の労働運動家,評論家。
大正2年10月1日生まれ。日本製鉄,経済安定本部などにつとめ,昭和26年鉄鋼労連書記長。労働者同志会のメンバーとなり,左派社会党中央執行委員。総評組織綱領草案作成にくわわり,社会主義運動,労働運動の理論化につとめ,構造改革論を批判した。42年信州大教授。平成8年10月18日死去。83歳。岡山県出身。東京帝大卒。著作に「日本の社会民主主義」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「清水慎三」の解説

清水 慎三 (しみず しんぞう)

生年月日:1913年10月1日
昭和時代の評論家;労働運動家。日本鉄鋼産業労働組合連合会書記長;日本福祉大学教授
1996年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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