日本歴史地名大系 「清水瀬村」の解説 清水瀬村しずがせむら 新潟県:南魚沼郡六日町清水瀬村[現在地名]六日町清水瀬三国(さくり)川右岸最上流の集落。西方は中(なか)ノ岳・兎(うさぎ)岳に続く広大な山林。北は高倉(たかくら)山、南は三国川を挟んで野中(のなか)村、西は土沢(つちさわ)村。土沢村寄りに枝村新屋(あらや)がある。正保国絵図に村名がみえ、高一二〇石余。天和三年郷帳では高六三石三斗余。宝暦五年(一七五五)の村明細帳(小千谷市立図書館蔵)では田三町二反余・畑四町一反余、家数一二、男四九・女四〇、馬七。「新編会津風土記」では家数一五、新屋七。東三里余の中俣(なかまた)山は野中・舞台(ぶたい)・土沢・畔地(あぜち)・畔地新田の入会山であった。中俣山は中ノ岳(二〇八五・二メートル)であろう。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報