清水目村(読み)しずのめむら

日本歴史地名大系 「清水目村」の解説

清水目村
しずのめむら

[現在地名]一迫町 清水ノ目

長崎ながさき村の北。北は島体しまたい村・川口かわぐち村。集落一迫川と長崎川に挟まれた沖積地にある。村内の名水で盲目の者が目を洗ったところ効験があったので村名があると伝えるという。正保郷帳に田三六貫七四五文・畑二貫六七七文とあり、ほかに新田五貫七九七文。「安永風土記」では田四二貫四四八文・畑二貫七七一文で、蔵入一〇貫二六二文のほかは給所。人頭一六人、うち寛永一八年(一六四一)の検地時の竿答百姓は一四人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android