20世紀日本人名事典 「清水行之助」の解説 清水 行之助シミズ コウノスケ 大正・昭和期の国家主義者 東京都競馬取締役相談役。 生年明治28(1895)年1月24日 没年昭和56(1981)年6月22日 出生地福岡県 学歴〔年〕高小卒 経歴青年時代に国家主義運動に入り、北一輝、大川周明らとともに活動し大正7年老壮会の結成に参加。8年猶存社の結成にも参加し、12年大化会会長、13年大行社を創立。14年大川周明の行地社に参加。辛亥革命の指導者である孫文の護衛にあたったこともあるといわれている。満洲事変後は満州国開発に参加。昭和3年・5年総選挙に出馬するが落選。戦後は、日中貿易に関係し、東方興業倶楽部副社長などを務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水行之助」の解説 清水行之助 しみず-こうのすけ 1895-1981 大正-昭和時代の国家主義者。明治28年1月24日生まれ。19歳のとき上海にわたり,辛亥(しんがい)革命にかかわる。北一輝,大川周明らと活動し,大正13年大行社を結成。昭和6年の三月事件に関係し,満州(中国東北部)での鉱山経営にも関与。戦後は東京都競馬取締役をつとめた。昭和56年6月22日死去。86歳。福岡県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by