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日中貿易 にっちゅうぼうえき Japan‐China trade

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知恵蔵2015の解説

日中貿易

中国経済の急速な成長により日中貿易が大幅に拡大している。2004年の総額は日米貿易のそれを上回り、中国は戦後初めて日本の最大の貿易相手国となった。マイカーマイホーム携帯電話の普及、08年の北京オリンピック、10年の上海万博を目指した都市インフラ建設、鉄鋼・自動車・電力などの生産能力拡大などを背景に、中国の05年の実質経済成長率は9.9%を記録した。鉄鋼・合成樹脂などの素材、自動車部品半導体電子部品、建設機械などの旺盛な需要が、タンカーコンテナ船などの海運も含めて日本企業の輸出拡大につながっている。中国の高度成長がどのように続いていくかは過熱状態の緩和の成否にもよるが、「世界の生産工場」から「世界の消費市場」へ展開していく過程で、中国は引き続き日本企業にとっての収益拡大機会を提供していくことになろう。

(永田雅啓 埼玉大学教授 / 松尾寛 (株)三井物産戦略研究所副所長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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世界大百科事典 第2版の解説

にっちゅうぼうえき【日中貿易】

日本と中国との間の貿易。ここでは中華人民共和国成立以降についてふれる。それ以前については〈日宋貿易〉〈日元貿易〉〈日明貿易〉などの項を参照されたい。日本と中華人民共和国の貿易関係は,両国の政治状況と国際情勢に大きく左右されながら,紆余曲折を経て発展してきた。まず,新中国成立(1949)から第1次日中民間貿易協定が調印される1952年6月まで,両国間に協定もなく,1950年6月の朝鮮戦争勃発,アメリカの対中国輸出禁示,国連の中国・北朝鮮向け戦略物資禁輸勧告と続き,日本の対中貿易は微々たるものであった。

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