清浄無垢(読み)せいじょうむく

精選版 日本国語大辞典 「清浄無垢」の意味・読み・例文・類語

せいじょう‐むく セイジャウ‥【清浄無垢】

〘名〙 (形動) きよらかで、けがれのないこと。心身ともに、けがれていないこと。また、そのさま。
※火の柱(1904)〈木下尚江〉九「遊惰なる富民の獣慾の為めに、清浄無垢なる少女節操の蹂躪せらるるのを」

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四字熟語を知る辞典 「清浄無垢」の解説

清浄無垢

きよらかで、けがれのないこと。心身ともに、けがれていないこと。また、その様子

[活用] ―な。

[使用例] よそ目には老夫婦としかみえぬこの二人は、清浄無垢な恋人同志にすぎなかった[三島由紀夫獅子|1948]

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