清浄無垢(読み)せいじょうむく

精選版 日本国語大辞典 「清浄無垢」の意味・読み・例文・類語

せいじょう‐むくセイジャウ‥【清浄無垢】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きよらかで、けがれのないこと。心身ともに、けがれていないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「遊惰なる富民の獣慾の為めに、清浄無垢なる少女の節操の蹂躪せらるるのを」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「清浄無垢」の解説

清浄無垢

きよらかで、けがれのないこと。心身ともに、けがれていないこと。また、その様子

[活用] ―な。

[使用例] よそ目には老夫婦としかみえぬこの二人は、清浄無垢な恋人同志にすぎなかった[三島由紀夫獅子|1948]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android