清賞(読み)せいしょう

精選版 日本国語大辞典 「清賞」の意味・読み・例文・類語

せい‐しょう‥シャウ【清賞】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ほめめでること。味わい珍重すること。多く、手紙などで相手を敬っていうのに用いる。
    1. [初出の実例]「十分清賞今宵月、不朱楼碧戸辺」(出典:岷峨集(1313‐28頃)上・中秋舟泊清水渓)
  3. 風雅な遊び。
    1. [初出の実例]「福寿草〈略〉春の初花をひらく。故に元日草といふ。盆にうへて、新春席上の清賞とす」(出典:花譜(1698)中)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐初入廬山詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「清賞」の読み・字形・画数・意味

【清賞】せいしよう

賞玩する。

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