済帳(読み)すみちょう

精選版 日本国語大辞典 「済帳」の意味・読み・例文・類語

すみ‐ちょう‥チャウ【済帳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 支払帳。収支決済を記す帳簿清帳(すみちょう)
    1. [初出の実例]「一銭も残らず済帳(スミチャウ)付て」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)五)
  3. 金銭勘定が完済となって、帳面に棒を引くこと。帳消し。棒引き
    1. [初出の実例]「物の見事に請取渡し、互に申合て済帳(スミチャウ)」(出典:浮世草子・御前義経記(1700)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む