済物浦(読み)さいもっぽ

精選版 日本国語大辞典の解説

さいもっぽ【済物浦】

朝鮮半島の中部にある港湾都市、仁川(じんせん)の旧称。明治一五年(一八八二)七月に発生した日本公使館襲撃事件を解決するために、この地で同年八月に済物浦条約が結ばれた。翌年、江華条約(日朝修好条規)に基づく開港とともに、仁川府庁が移され、現在名に改称された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の済物浦の言及

【仁川】より

…首都ソウルの西方30kmに位置し,仁川港はソウルの外港となっている。済物浦という小さな漁村だったが,日朝修好条規により,1883年に開港してから国際貿易港として発達した。1900年には朝鮮最初の京仁鉄道がソウルとの間に敷設された。…

※「済物浦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

人望

信頼できる人物として、人々から慕い仰がれること。「人望を集める」「人望を失う」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

済物浦の関連情報