コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

日朝修好条規 ニッチョウシュウコウジョウキ

5件 の用語解説(日朝修好条規の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

にっちょう‐しゅうこうじょうき〔ニツテウシウカウデウキ〕【日朝修好条規】

江華島事件後、明治9年(1876)に日本が朝鮮の開国を求め、締結させた条約。日本の一方的な領事裁判権を定め、朝鮮の関税自主権を認めないなど、不平等なものであった。江華条約

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

日朝修好条規【にっちょうしゅうこうじょうき】

日本・朝鮮間の最初の通商条約。江華条約とも。1876年調印。朝鮮の開国を強く要求していた日本政府が江華島事件を機に結んだ条約。この条約によって,朝鮮は自主独立の国であることを宣言。
→関連項目井上馨居留地黒田清隆崔益鉉仁川征韓論李朝(朝鮮)

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

にっちょうしゅうこうじょうき【日朝修好条規】

江華島事件(1875)のあと,日本と朝鮮とのあいだで1876年2月26日に,朝鮮の江華府で結ばれた〈大日本大朝鮮修好条規〉のこと。江華条約とも言う。日本側の黒田清隆,井上馨両全権,朝鮮側の申(しんけん),尹滋承両全権によって調印された。内容は全12款から成り,主要には次の4点である。(1)朝鮮は〈自主〉の国で,日本と〈平等〉な権利を有すること(第1款)。(2)使節の相互往来と滞在(第2款)。(3)朝鮮は釜山以外に新たに2港を開くこと(第4,5款。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

にっちょうしゅうこうじょうき【日朝修好条規】

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

日朝修好条規
にっちょうしゅうこうじょうき

江華島(こうかとう)事件を口実に、日本政府が李(り)氏朝鮮政府に締結を迫り、朝鮮を資本主義世界に初めて開国させた条約。江華条約ともいう。1876年(明治9)2月26日、朝鮮の江華府で、日本の全権、黒田清隆(きよたか)、井上馨(かおる)と、朝鮮側代表、申(しんけん)、尹滋承(いんじしょう)との間に調印され、その日から発効した。この修好条規は、同年8月24日調印された同条規付録、朝鮮国議定諸港において日本国人民貿易規則および、修好条規付録に付属する往復文書と一体のもので、日本政府はこれらの取決めによって、朝鮮に一方的な不平等を強いた。領事裁判権、日本諸貨幣の流通、輸出入商品いっさいの関税免除などがそれであり、これら一連の特権によって、近代日本の朝鮮侵略が始められたのである。[中塚 明]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の日朝修好条規の言及

【日朝貿易】より

…しかし近世後期における貿易不振は避けられず,理由をつけては幕府から下賜金や拝借金を受けて,経営を続けるありさまであった。【田代 和生】
[近代――日本の朝鮮支配へ]
 近代以降の日朝貿易は1876年の日朝修好条規,同付録,日朝通商章程で再開されるが,日本は治外法権,低額関税,金などへの免税権,開港地での日本貨幣使用権などに支えられ,朝鮮を経済的にも侵略した。初めは日本が朝鮮貿易を独占したが,1882年以降,清国商人も参加しはじめ,日本と清国の対立・抗争がしだいに激化し,やがて日本の朝鮮支配権獲得を意図した日清戦争が開始される。…

※「日朝修好条規」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日朝修好条規の関連キーワード間島事件巨文島事件江華島事件筑羅江華湾井上良馨許南麒中塚明宮本小一森山茂

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone