済美(読み)セイビ

精選版 日本国語大辞典 「済美」の意味・読み・例文・類語

せい‐び【済美】

  1. 〘 名詞 〙 美徳をなすこと。子孫が父祖の遺業をついで、よい行ないをすること。
    1. [初出の実例]「父子祖孫、継業済美、而門弟子卓爾成家者、亦若干人」(出典:淡窓詩話‐叙(1882)〈川田甕江〉)

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普及版 字通 「済美」の読み・字形・画数・意味

【済美】せいび

父祖の業をうけつぐ。〔左伝、文十八年〕此の十六族や、世其の美を濟(な)し、其の名を隕(おと)さずして、以て堯に至る。

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