デジタル大辞泉
「済」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
すみ【済】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「すむ(済)」の連用形の名詞化 )
- ① 終わること。すむこと。すんだこと。
- ② 借りたものをすっかり返すこと。
なし【済】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「なす(済)」の連用形の名詞化 ) 済(な)すこと。かえすこと。返済。
ずみ【済】
- 〘 造語要素 〙 名詞に付いて、その事がすんでしまったことの意を表わす。「検査済」「契約済」「支払い済」など。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
普及版 字通
「済」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
Sponserd by 
済(倭の五王)
せい
古代中国南朝の史書にみえる、5人の倭王(わおう)(讃(さん)、珍(ちん)、済、興(こう)、武(ぶ))の1人。允恭(いんぎょう)天皇に擬せられる。
[編集部]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 
済
せい
「宋書」倭国伝に記される倭の五王の1人。5世紀半ば頃の王で,興(こう)と武(ぶ)の父。2番目の珍(ちん)との続柄が記されていないことから,系譜のうえでつながらない可能性がある。名前からは積極的な根拠がないが,記紀系譜との比較からみて允恭天皇である可能性が強い。反正(はんぜい)天皇とする説もある。443年,中国南朝の宋に遣使して太祖文帝から安東将軍号を与えられた。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
Sponserd by 
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
Sponserd by 
済
せい
5世紀に中国南朝に朝貢した倭の五王の一人
『日本書紀』にみえる允恭 (いんぎょう) 天皇にあてることにほとんど異論がない。
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
Sponserd by 
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内の済の言及
【倭の五王】より
…讃の死後,弟の珍が立ち,438年,使者を派遣して国書を送った。珍はこの国書の中で,使持節・都督倭百済新羅任那秦韓慕韓六国諸軍事・安東大将軍・倭国王と自称して,この官爵号を授けて欲しいと願い出た。しかし,この希望はかなえられず,安東将軍・倭国王に任じられるにとどまった。…
※「済」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 