減り上り(読み)めりかり

精選版 日本国語大辞典 「減り上り」の意味・読み・例文・類語

めり‐かり【減上・乙甲】

  1. 〘 名詞 〙 邦楽演奏で、「めり」と「かり」。基本音高よりも、少し低くしたり、高くしたりすること。めりはり。
    1. [初出の実例]「大夫のめりかりを聞分け、其相応、尤に候」(出典:八帖花伝書(1573‐92)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android