渡らひ(読み)ワタライ

デジタル大辞泉 「渡らひ」の意味・読み・例文・類語

わたらい〔わたらひ〕【渡らひ】

生活のためにする仕事世渡りのわざ。なりわい。また、暮らし向き。
「自ら勢家に託きて―を求む」〈孝徳紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「渡らひ」の意味・読み・例文・類語

わたらいわたらひ【渡・活】

  1. 〘 名詞 〙 世渡りのためにするわざ。生活のための仕事。また、生活。なりわい。すぎわい。活計生計
    1. [初出の実例]「主(あろし)貧困を歎き、自ら勢家に託て活(ワタラヒ)を求む」(出典日本書紀(720)大化二年三月(北野本訓))
    2. 「年頃わたらひなどもいとわろくなりて、家もこぼれ、使ふ人なども得ある所にいきつつ」(出典:大和物語(947‐957頃)一四八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む