渡台畑遺跡(読み)ひわたしだいばたけいせき

日本歴史地名大系 「渡台畑遺跡」の解説

渡台畑遺跡
ひわたしだいばたけいせき

[現在地名]会津坂下町樋島 台畑

みや川の支流出鶴沼いづるま川西岸の段丘上に立地する。古墳時代を中心とする集落跡で、平成元年(一九八九)県営会津南部圃場整備事業に伴い調査が実施され、竪穴住居跡三六軒・掘立柱建物跡五軒などが発見された。竪穴住居跡の時期別内訳は、古墳時代前期七、同後期一八、奈良・平安時代七、不明四である。最も数が多い古墳時代後期の竪穴住居跡群は、溝によって仕切られた遺跡北東端に集中している。この地区は、北・東・南の三方に比高四―五メートルの浸食谷がめぐり、段丘先端を断ち切る溝と合せると、あたかも環濠の中に集落が営まれているかのようである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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