渡浮根遺跡(読み)とぶねいせき

日本歴史地名大系 「渡浮根遺跡」の解説

渡浮根遺跡
とぶねいせき

[現在地名]新島村若郷

若郷(わかごう)集落の南西、渡浮根港の南にある。遺跡は海岸部の洞窟ないし岩陰的なものであるが、包含層を覆う溶岩流は遺跡形成よりも後のものであるとの意見もある。包含層の露出した崖面はきわめて危険な状態で、堆積状況などを十分観察する事はできない。しかし幾つかの観察によって、一〇メートルほどの崖面の上半部が流紋岩に覆われ、下半部五メートルほどの砂質土層中に六〇から七〇センチの間隔で三枚の厚さ五〇センチの黒色土層が確認された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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