渡辺喜美(読み)わたなべ よしみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺喜美」の解説

渡辺喜美 わたなべ-よしみ

1952- 平成時代の政治家。
昭和27年3月17日生まれ。元蔵相・外相の父・渡辺美智雄死去地盤をつぎ,平成8年衆議院議員に初当選(当選6回)。金融,財政分野でつぎつぎと政策を発表し注目される。18年安倍内閣の内閣府特命担当大臣(規制改革)で初入閣。19年安倍改造内閣,福田康夫内閣でも再任され,金融担当として行政改革および公務員制度改革の特命事項も担当。21年自民党を離党して新党「みんなの党」を立ち上げ,代表となる。26年8億円借り入れ問題で党代表を辞任。同年の総選挙で落選。栃木県出身。早大・中央大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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