渡辺太惣治(読み)わたなべ たそうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺太惣治」の解説

渡辺太惣治 わたなべ-たそうじ

1818-1897 江戸後期-明治時代の土木家。
文政元年生まれ。備中(びっちゅう)(岡山県)浅口郡大島中村の人。和漢の学や算数に長じ,岡山新田藩(鴨方(かもがた)藩)につかえる。普請奉行を補佐し,堤防砲台の構築,慶応池,西大島新池の築造など治水事業につくした。明治30年1月死去。80歳。字(あざな)は彦訓。号は峒翁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android