日本歴史地名大系 「温泉石神社」の解説 温泉石神社ゆのいしじんじや 宮城県:玉造郡鳴子町大口村温泉石神社[現在地名]鳴子町大口 川渡川渡(かわたび)温泉街の東南、江合(えあい)川(玉造川)右岸の丘陵中腹にある。地元の人々は「イシ」神社と通称する。祭神は大己貴命・少彦名命。旧村社。「続日本後紀」承和四年(八三七)四月一六日条にみえる「玉造塞温泉石神」は当社のことと思われ、噴火の天変を鎮めるために祀られたと考えられる。また同一〇年に従五位下に叙せられた「玉造温泉神」(同書同年九月五日条)を当社に比定する説もある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by