温燗(読み)ヌルカン

デジタル大辞泉 「温燗」の意味・読み・例文・類語

ぬる‐かん【×燗】

日本酒をセ氏40度前後に温めること。また、その酒。→熱燗
[類語]熱燗上燗人肌燗日向ひなた

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「温燗」の意味・読み・例文・類語

ぬる‐かん【温燗】

  1. 〘 名詞 〙 酒にやや温かい程度の燗をすること。また、その燗酒
    1. [初出の実例]「始一献ははなはだとほり燗にしてあつく、二献めは引かへて温(ヌル)かんなり」(出典浮世草子・古今堪忍記(1708)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android