精選版 日本国語大辞典 「測微計」の意味・読み・例文・類語 そくび‐けい【測微計】 〘 名詞 〙 =そくびしゃく(測微尺)〔電気訳語集(1893)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「測微計」の意味・わかりやすい解説 測微計そくびけいmicrometer 長さの精密な測定器具またはその装置。測微計はその目的により,全寸法を高精度に読取るものと,微小な寸法変化を検出計測するものとの2種がある。コンパレータ,マイクロメータ (正しくはスクリューゲージ) などは前者である。後者はスピンドル (標軸) のわずかな変位を拡大して見る方式が多く,拡大機構によって類別される。最も簡単で一般的なのは機械式てこと歯車によるもので,ダイヤルゲージ式のものが多い。他にランプ・スケール方式で光てこを用いる照射測微計,コンデンサ両極間の距離変化によるインダクタンス変化を利用する電気マイクロメータ,スピンドルの変位がピストン作用をして空気室に与える圧力変化を圧力計ではかる空気マイクロメータなどがある。拡大率は機械てこ式では 1000倍程度を限度とするが,他のものでは1万倍以上の高倍率も容易に得られる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by