湊泊(読み)そうはく

精選版 日本国語大辞典 「湊泊」の意味・読み・例文・類語

そう‐はく【湊泊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 船が港に停泊すること。船舶が集まり泊まること。
    1. [初出の実例]「往来する船舶皆此内に湊泊し」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉前)
    2. [その他の文献]〔葉適‐露星亭詩〕
  3. 物事が集まること。
    1. [初出の実例]「天地生々の気と共に自然に筆下に湊泊して奇詭を幻出す」(出典:随筆・絵事鄙言(1799))
    2. [その他の文献]〔滄浪詩話‐詩弁〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「湊泊」の読み・字形・画数・意味

【湊泊】そうはく

船泊まり。

字通「湊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android