湊谷村(読み)みなとだにむら

日本歴史地名大系 「湊谷村」の解説

湊谷村
みなとだにむら

[現在地名]鳴門市瀬戸町湊谷せとちようみなとだに

どう浦の北西日出ひうで湾北岸部の小村。江戸時代中期に堂浦から分れた村で、天和二年(一六八二)の蔵入高村付帳に湊谷村とあり、八石余が蔵入地。文化一〇年(一八一三)の高都帳では高一五石余。「阿波志」には土田中等、陸田一〇分の二・水田一〇分の八の割合で計一町七反余。旧高旧領取調帳でも高一五石余ですべて蔵入地。「鳴門辺集」の家数三、「阿波志」の家数二。耕作と山稼を渡世とし、とくに塩竈で焚く柴薪を山で採っていた(鳴門辺集)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 民業 日出 物産

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む