湯本文彦(読み)ゆもと ふみひこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「湯本文彦」の解説

湯本文彦 ゆもと-ふみひこ

1843-1921 明治-大正時代の教育者,郷土史家。
天保(てんぽう)14年生まれ。因幡(いなば)鳥取藩校尚徳館にまなび,宇倍(うべ)神社権宮司(ごんのぐうじ)となる。松江中学校長,松江師範校長をつとめる。明治21年京都府属となり「平安通志」60巻の編修執筆にくわわった。のち京都帝室博物館学芸委員。大正10年死去。79歳。因幡出身。号は鉄宇,墨囚。著作に「洛北誌」「京都沿革考」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android