湯来町(読み)ゆきちよう

日本歴史地名大系 「湯来町」の解説

湯来町
ゆきちよう

面積:一六一・三三平方キロ

佐伯郡北部の山間に位置し、東は広島市、南は五日市いつかいち町・廿日市はつかいち町・佐伯さいき町、西は吉和よしわ村、北は山県郡筒賀つつが村・同加計かけ町に接する。太田おおた川・八幡やわた川・木野この川の分水脊梁部にあたり、東の東郷とうごう(九七七・四メートル)をはじめ、西南大峯おおみね(一〇三九・八メートル)、西のかんむり(一〇〇四・四メートル)、北の天上てんじよう(九七二・六メートル)など大小の山々が連なり、その谷間を水内みのち川・伏谷ふしだに川・八幡川などが流れて複雑な地形をつくる。町域は砂谷さごたに・水内・上水内かみみのちの三地区に分れ、高原性の砂谷地区は比較的耕地が多く、酪農を中心とする農業が盛んである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android