湯浜町(読み)ゆのはまちよう

日本歴史地名大系 「湯浜町」の解説

湯浜町
ゆのはまちよう

[現在地名]函館市湯浜町・湯川町ゆのかわちよう一丁目・広野町ひろのちよう

昭和一一年(一九三六)から続く町。同年六月に亀田かめだ湯川村が湯川町となった時、旧大字下湯川村の字湯ノ尻ゆのしり・字鮫川さめかわの各一部を中心に字湯ノ川尻ゆのかわじり全域(五筆)と字柏野かしわのの一部を加えて、字湯浜町とした(湯川町字地番改正調書)。同年の字湯浜町の戸数五七(湯川沿革史)。この頃には海岸沿いに七軒の温泉旅館が建っていた(昭和一二年「観光の道南」)。昭和一四年に湯川町は函館市と合併し、函館市字湯浜町となり、翌年同市湯浜町となった。同三〇年の国勢調査での世帯数一九八・人口一千三四、サービス業関係者が就業人口比で三五パーセントを占めていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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