湯灌場(読み)ユカンバ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「湯灌場」の意味・読み・例文・類語

ゆかん‐ばゆクヮン‥【湯灌場】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、湯灌のために寺院内に設けられた小屋。地主や家持ちでない者は、自家で湯灌をすることが許されなかったので、ここへ運んで行なった。
    1. [初出の実例]「肴の籠は、直に湯浣場(ユクンバ)へ持込せよ」(出典談義本・華鳥百談(1748)四)
  3. 女郎屋をののしっていう語。
    1. [初出の実例]「こんな湯かん場(バ)へはじめて来た」(出典:洒落本・多佳余宇辞(1780))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む