デジタル大辞泉 「湯番」の意味・読み・例文・類語 ゆ‐ばん【湯番】 銭湯で、湯を沸かし、その加減をみたり、客のために上がり湯をくんだりすること。また、それをする人。「おちゃっぴい―のおやぢ言ひまかし」〈柳多留・三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「湯番」の意味・読み・例文・類語 ゆ‐ばん【湯番】 〘 名詞 〙 銭湯などで、湯を沸かし、その加減を見たり、浴客のために上がり湯を汲んだり、垢掻きをしたりすること。また、それをする人。番台に座る番頭にもいう。[初出の実例]「明日よりは湯番の前後を定め、猶日日の事を筆に記さむ、これも湯番につけて廻すべしとて、書紀も湯番も男に渡しぬ」(出典:俳諧・本朝文選(1706)五・紀類・南行紀〈李由著者>・<著者>許六〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例