湯薬(読み)トウヤク

デジタル大辞泉 「湯薬」の意味・読み・例文・類語

とう‐やく〔タウ‐〕【湯薬】

せんじぐすり。煎薬せんやく

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精選版 日本国語大辞典 「湯薬」の意味・読み・例文・類語

とう‐やくタウ‥【湯薬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. せんじぐすり。煎薬(せんやく)
    1. [初出の実例]「僧尼依仏道、持神咒以救溺徒、施湯薬而療痼病」(出典続日本紀‐養老元年(717)四月壬辰)
    2. 「時に帝湯薬(タウヤク)を進りけるが」(出典:太平記(14C後)一二)
    3. [その他の文献]〔史記‐袁盎伝〕
  3. 禅家で、湯茶、薬のほか一般に食事をいう。

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普及版 字通 「湯薬」の読み・字形・画数・意味

【湯薬】とう(たう)やく

じ薬。〔史記、袁伝〕陛下、代に居りし時、太后嘗(かつ)てむ。三年、陛下睫(まつげ)をへず(眠らず)、衣を解かず、湯は陛下の口に嘗(な)むるに非ざればめず。

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