満全町(読み)まんぜんちよう

日本歴史地名大系 「満全町」の解説

満全町
まんぜんちよう

[現在地名]西尾市満全町

さかな町の東に位置する。康全こうぜん寺領の地で、もと畑地であったが、しだいに農家が建並び、嘉永四年(一八五一)頃より道路が開けた。同年康全寺領の家数二一、人数六九、うち男三四・女三五。明治四年(一八七一)康全寺の旧名をとり満全町と命名。同五年の戸籍調査によると、農一六、工一三、商一七。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android