満名川(読み)まんながわ

日本歴史地名大系 「満名川」の解説

満名川
まんながわ

本部もとぶ半島の中央部に源流をもち、西流して渡久地とぐち港に注ぐ二級河川。全長六・五キロ、流域面積一二・四平方キロ。流域の主要地質は中生代砂岩・頁岩互層、砂岩・粘板岩互層、チャート、石灰岩、および新生代更新世の国頭礫層など。これらの岩石が風化して生成された赤黄色土壌(いわゆる国頭マージ)が広く覆い、また明治期以降、山地・丘陵地の森林伐採やパイナップル畑などの農地開発が進んでいるため、大雨時には赤土の流出による河川の汚濁が著しい。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android