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満月台 まんげつだいManwǒltae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

満月台
まんげつだい
Manwǒltae

朝鮮,京畿道開城付近にある高麗 34代の王宮遺跡。松岳山南麓にあり,標高 48mの台地で,王氏高麗創建の当初,陰陽地理説に長じていた僧道せん (827~898) が地を卜して建てたものといわれる。ここにできた宮殿は創立当時は華麗なものであったらしく,現在でもその礎石往時を偲ぶことができるが,12世紀の契丹侵入以来いくたびか兵火を受け,特に恭愍王 11 (1362) 年の紅賊 (→紅巾軍 ) の侵入によって完全に焼失し廃虚になった。

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世界大百科事典内の満月台の言及

【開城】より

…城壁内はほぼ半径2kmの円形であり,面積はおよそ14km2にすぎない。松岳山麓の満月台と呼ばれるやや高い所に王宮が建ち,その東西に宗廟である関王廟と社稷壇が建立された。王建は中国から伝わり民衆の間に根づいた風水説を信奉し,王陵や王宮地を選定したとされる。…

【高麗美術】より

…また半島西側の鴨緑江河口から東海岸の定平に至る千里長城を築いて北方民族に対する防備を固めた。開城には都城北辺の松岳山麓の満月台に王宮が設けられ,城内には仏教を国教として無数の寺院が建てられた。しかし,建国以来,遼(契丹),金(女真),元(蒙古)の相次ぐ入寇をうけ,王宮も幾度か兵火にかかり,焼失再建を繰り返した。…

※「満月台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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