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源有房 みなもとのありふさ

朝日日本歴史人物事典の解説

源有房

生年:生没年不詳
平安時代の歌人。周防中将と号する。村上源氏。父は大蔵卿師行,母は大宮大進藤原清兼の娘。左大臣源有仁の養子。官位昇進には恵まれず,正四位下左中将にとどまる。平忠盛の娘(清盛の娘とも伝える)を妻とするなど,平氏と親しく,福原遷都に際しても新都に赴いた。仁安1(1166)年『中宮亮重家歌合』など,多くの歌合や歌会に参加し,中堅歌人として活躍したが,勅撰集への入集は『新勅撰和歌集』に「涙河袖のしがらみかけとめて逢はぬうき名を流さずもがな」など2首が入ったのみ。家集に2種類の『有房中将集』がある。<参考文献>井上宗雄『増補版 平安後期歌人伝の研究』

(加藤睦)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について | 情報

世界大百科事典内の源有房の言及

【野守鏡】より

…鎌倉時代の歌論。作者は,源有房,天台僧(氏名不詳)など諸説がある。1295年(永仁3)9月に成立。…

※「源有房」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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