源橋村(読み)げんばしむら

日本歴史地名大系 「源橋村」の解説

源橋村
げんばしむら

[現在地名]磐梯町更科さらしな

大寺おおてら村の北東大谷おおたに川の北岸に位置し、本村集落は厩岳まやたけ(一二六一メートル)の南麓、はらい川の扇状地に広がる。川西組に属した。古くは元橋とも記した。享和三年(一八〇三)の地志扁集(鈴木家文書)には「居村ヨリ壱丁余寅ニ当リ小川ニ橋有リ、此ノ橋ヲ源橋と申し候、此の橋の名を用い、村も源橋と名付け候由申伝候」との地名由来が載る。本村の南に端村長峯ながみね新田がある。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では猪苗代郡のうちに元橋とみえ、高四九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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