源氏十二段(読み)げんじじゅうにだん

改訂新版 世界大百科事典 「源氏十二段」の意味・わかりやすい解説

源氏十二段 (げんじじゅうにだん)

一中節・河東節掛合曲。正名題は《源氏十二段 浄瑠璃供養》。恵井志(えいし)(三升屋二三治作詞。1807年(文化4)8月開曲。初演のときの出演者は5世都一中,7世十寸見河東(ますみかとう)ほか。《十二段草子》(《浄瑠璃物語》)の〈笛の段〉を中心にその前後を脚色したもので,浄瑠璃御前と牛若丸が知り合い,契りを交わして別れるまで。話もおもしろく曲に変化があり,数少ない浄瑠璃の掛合曲として貴重である。
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世界大百科事典(旧版)内の源氏十二段の言及

【浄瑠璃供養】より

…河東(かとう)節,一中節掛合曲。正しくは《源氏十二段浄瑠璃供養》。《源氏十二段》ともいう。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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