朝日日本歴史人物事典 「源麗子」の解説
源麗子
生年:長久1(1040)
平安後期の貴族の女性。源師房と藤原尊子の娘。藤原信家の養女。摂政藤原師実の妻。京極北政所と称される。康平2(1059)年結婚,師通を生む。白河中宮賢子入内のとき,その養母として従三位に叙され,のち従一位。摂関の正妻に対する北政所の呼称はこのころ定着したといわれる。<参考文献>藤木邦彦「北政所」(『平安王朝の政治と制度』)
(中込律子)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(中込律子)
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