準安定組合せ(読み)じゅんあんていくみあわせ

最新 地学事典 「準安定組合せ」の解説

じゅんあんていくみあわせ
準安定組合せ

metastable assemblage

熱力学で,第一種相転移に伴う準平衡状態にある鉱物組合せ。外的条件を変えていくとき,第一種の相転移では,最初安定な組合せは,転移点を超えると新しい条件下で安定な鉱物組合せに変化する。しかし,反応速度などが遅いため,新しい鉱物組合せが出現せず,もとの鉱物組合せが残った状態。シュライネマーカースの束において,縮退がない場合,自由度1の鉱物組合せは不変点一方の側では,ある単変曲線上で安定になる。その曲線を不変点の反対側へ延長した場合,他の鉱物あるいは鉱物組合せがより小さな自由エネルギーをもつため,もとの鉱物組合せは準安定となる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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