溝酸漿（読み）ミゾホオズキ

デジタル大辞泉

みぞ‐ほおずき〔‐ほほづき〕【溝酸^＝漿】

ハエドクソウ科の多年草。山野の水辺に生え、高さ10～30センチ。葉は対生し、卵形。夏、黄色い花を開く。実はホオズキのように袋状に大きくなった萼がくに包まれる。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

みぞ‐ほおずき‥ほほづき【溝酸漿】

1. 〘 名詞 〙 ゴマノハグサ科の多年草。各地の山野の水辺に生える。高さ一〇～三〇センチメートル。茎は下部で分枝する。葉は短柄で対生し、葉身は卵状楕円形で縁に粗い鋸歯(きょし)がある。初夏、梢上の葉腋に先の五裂した黄色い筒状花が咲く。〔物品識名拾遺（1825）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

動植物名よみかた辞典　普及版

溝酸漿 (ミゾホオズキ)

学名：Mimulus nepalensis var.japonicus
植物。ゴマノハグサ科の多年草,園芸植物

出典　日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典　普及版」