溶化陶器(読み)ようかとうき(その他表記)vitreous china

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「溶化陶器」の意味・わかりやすい解説

溶化陶器
ようかとうき
vitreous china

アメリカで発明された吸水率の低い陶器。 1927年から工業生産が始められた。軟質陶器,硬質陶器などが吸水率 10%以下なのに対し,溶化陶器は 0.5%以下である。アメリカ標準局の定義では,あくまで溶化 (ガラス化) vitrificationしていて,均一な組織をもち,開孔のない素地で,白色,破面は均質で粒子が密につまり,気孔のないもの,となっている。急冷によってもひび割れしない長所があり,陶器のなかで高級品とされる。日本では衛生陶器としてよく使われる。

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