滋目結い(読み)シゲメユイ

デジタル大辞泉 「滋目結い」の意味・読み・例文・類語

しげ‐めゆい〔‐めゆひ〕【滋目結い/繁目結い】

一面絞り染めを施した総模様

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精選版 日本国語大辞典 「滋目結い」の意味・読み・例文・類語

しげ‐めゆい‥めゆひ【滋目結・繁目結】

  1. 〘 名詞 〙 一面に染めた目結の総文様。総鹿子(そうかのこ)のしぼり目のあらいもの。
    1. [初出の実例]「しげめゆいの水干着て胡籙(やなぐひ)負ひ給へりけるこそ、品すぐれておはししにや」(出典:今鏡(1170)六)
    2. 「家貞は重目結の直垂に、洗革の鎧着て、太刀脇はさみ」(出典:平治物語(1220頃か)上)

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