滋目結い(読み)シゲメユイ

精選版 日本国語大辞典 「滋目結い」の意味・読み・例文・類語

しげ‐めゆい‥めゆひ【滋目結・繁目結】

  1. 〘 名詞 〙 一面に染めた目結の総文様。総鹿子(そうかのこ)のしぼり目のあらいもの。
    1. [初出の実例]「しげめゆいの水干着て胡籙(やなぐひ)負ひ給へりけるこそ、品すぐれておはししにや」(出典:今鏡(1170)六)
    2. 「家貞は重目結の直垂に、洗革の鎧着て、太刀脇はさみ」(出典:平治物語(1220頃か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む