滋茂町(読み)しもまち

日本歴史地名大系 「滋茂町」の解説

滋茂町
しもまち

[現在地名]豊岡市元町もとまち

小田井おだい町の南に位置し、南はなか町、西は竹屋たけや町と久保くぼ町に接し、東は円山まるやま川。町の北端に浄土真宗光妙こうみよう(のちに光行寺と改称)があり、元亀三年(一五七二)同寺に下付された親鸞絵像裏書(光行寺文書)には「城崎村光妙寺」とある(→小田井町。天正一〇年(一五八二)に始まる豊岡町(城下)の五町の一つで、地子免除高一七石二斗余・反畝合九反四畝余(「豊岡五町御免地旧記之写」鳥井家文書)。当初下町と記したが、文政二年(一八一九)から佳字を選んで滋茂町と表記(同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android